学拳须知
学太极拳不可不敬,不敬则外慢师友,内慢身体,心不敛束,何能学艺。
学太极拳不可狂,狂则生事非。不但手不可狂,言亦不可狂,外面形迹必带儒雅风气,不然狂于外,必失于中。
学太极拳不可满,满招损。俗语云:“天外还有天”。能谦则虚必受教,人岂不乐告之以善哉,积众以为善,善斯大矣。
学太极拳着着当细心揣摩,一着不揣摩,则此势机智情理终于茫昧,即承上启下,处处尤当留心,此处不留心,则来脉不真,转关不灵,动一着自成一着,不能自始至终一气贯通矣,不能一气贯通,则与太和元气终难问津。
学太极拳先学读书,书理明白,学拳自然容易。
出自:陈正雷《陈氏太极拳术》
訳文
武術を学ぶ前に知るべき事
太極拳を学ぶ者は敬う心が大切である。敬う心がなければ、師友を尊敬できず、健全な心身を損なうことになる。心を律することができずにどうして武術を学ぶ事ができるだろうか。
太極拳を学ぶ者は、威張ってはならない。威張れば即ち問題が起こる。武力を乱用せず、言葉を慎み、有識者のような上品な振る舞いを身に付けなければならない。外見の乱れは心の乱れである。
太極拳を学ぶ者は傲慢であってはならない。傲慢は即ち損を招く。「天の外にはまた天が有る」謙虚に教えを受けれる事ができれば、教える者も喜んで教える事ができる。これは善い事である。全員が善いと感じれば、もっともっと善くなるだろう。
太極拳を学ぶ者は動作一つ一つを深く理解する事が重要である。
一つの動作を疎かにすれば、技の意味、理論すべてが曖昧になってしまう。終始留心しなければ、一気貫通はできず、即ち武の境地に達する事はできない。
太極拳を学ぶより、まず学問を読み解けば、自ずと体得も速いだろう。